七十二候表 <冬>

季節 気節 節気 大衍暦・宣明暦
(682〜1684)
貞享暦
(1685)
宝暦暦・寛政暦 略本暦(明治) 現代
(暦の会編集)
初冬 十月節 立冬 水始氷
みずはじめてこおる
山茶始開
さざんかはじめてひらく
山茶始開
さんちゃはじめてひらく
山茶始開
つばきはじめてひら
椿開き始む
地始凍
ちはじめてこおる
地始凍
ちはじめてこおる
地始凍
ちはじめてこおる
地始凍
ちはじめてこおる
地始めて凍る
野鷄入水為蜃
やけいみずにいりおおはまぐりとなる
霎乃降
こさめすなわちふる
金盞香
きんせんこうばし
金盞香
きんさんかさく
キンセンカ香し
十月中 小雪 虹蔵不見
にじかくれてみえず
虹蔵不見
にじかくれてみえず
虹蔵不見
にじかくれてみえず
虹蔵不見
にじかくれてみえず
虹かくれて見えず
天気上騰地気下降
てんきじょうとうしちきかこうす
樹葉咸落
じゅようみなおつ
朔風払葉
さくふうはをはらふ
朔風払葉
きたかぜこのはをはらう
北風木の葉を払う
閉塞而成冬
へいそくしてふゆをなす
橘始黄
たちばなはじめてきなり
橘始黄
たちばなはじめてきなり
橘始黄
たちばなはじめてきばむ
橘はじめて黄ばむ
仲冬 十一月節 大雪
かつちょうなかず
閉塞成冬
へいそくしてふゆをなす
閉塞成冬
へいそくしてふゆとなる
閉塞成冬
そらさむくふゆとなる
空寒く冬となる
虎始交(武始交)
とらはじめてつるむ
熊蟄穴
くまあなにかくる
熊蟄穴
くまあなにちっす
熊蟄穴
くまあなにこもる
熊穴にこもる

れいていいずる
水仙開
すいせんひらく

けつぎょむらがる

さけのうおむらがる
鮭魚群がる
十一月中 冬至 蚯蚓結
きゅういんむすぶ
乃東生
だいとうしょうず
乃東生
ないとうしょうず
乃東生
なつかれくさしょうず
冬生じ夏枯る
びかくげす びかくげす びかくげす さわしかのつのおつる 鹿角おつる
水泉動
すいせんうごく
雪下出麦
せつかむぎをいだす
雪下出麦
せつかむぎをいだす
雪下出麦
ゆきわたりてむぎのびる
雪下りて麦のびる
晩冬 十二月節 小寒 雁北郷
かりきたにむかう
芹乃栄
せりすなわちさかう
芹乃栄
せりすなわちさかう
芹乃栄
せりすなわちさかう
芹栄う
鵲始巣
かささぎはじめてすくう
風気乃行
ふうきすなわちゆく
水泉動
すいせんうごく
水泉動
みずあたたかをふくむ
泉水温をふくむ
野鶏雉始
やけいはじめてなく
 
きじはじめてなく
 
ちはじめてなく
 
きじはじめてなく
雉はじめて鳴く
十二月中 大寒
にわとりはじめてにゅうす
款冬華
ふきのとうのはなさく
款冬華 
かんとうはなさく
 
ふきのはなさく
フキノトウ花咲く

しちょうれいしつす
水沢腹堅
すいたくあつくかたし
水沢腹堅
すいたくふくけん
水沢腹堅
きわみずこおりつめる
水沢あつく堅し
水沢腹堅
すいたくあつくかたし
鶏始乳
にわとりはじめてにゅうす
鶏始乳
にわとりはじめてにゅうす
鶏始乳
にわとりはじめてとやにつく
鶏とやにつく
top