水口まつり
瑞々しい稲穂を育てる田の神を祭る行事です。八十八夜も過ぎると田植えの季節に入ります。水口まつり(みなくちまつり)とは農耕儀礼の一つで、古くより苗がよく根付くように、豊作でありますようにと、早乙女が田に入り、苗を植え、田の神に祈るならわしがありました。水口まつりの水口とは、苗代に稲の種をまいた日に苗代田の水口(用水路の入り口)や畦で祭りが行われていたことによります。